それらの体液のバランスが崩れた場合には、それらの体液の浄化や瀉血(しゃけつ)療法、そして、薬用植物、つまりメディカルハーブによって均衡を取り戻す方法が数千年前から用いられていました。
現代におけるあらゆる病気や心身の不調は、化学伝達物質の配列のバランスが崩れることによって生じています。その代表が神経系です。
数百万、数十億の神経細胞(ニューロン)でできている脳や脊髄、体内の隅々までに達している神経系は、30種類もの神経伝達物資と呼ばれる化合物を各細胞へ伝えています。
また、神経系は、内分泌系(複数の臓器と腺の集合体)にも深く関わっていて、血液循環を通して特定の細胞にホルモンを放出しています。
最大の要因であるストレスによって身体における神経伝達物質及びホルモンの正常なバランスが崩れるとうつ病、ノイローゼなどの精神の健康に目に見える変調をきたします。そして、頭痛は、不眠、血圧上昇、偏頭痛などといった体調にも変調をきたします。
あらゆる病気や心身の不調を治すのに有効なのが、投薬治療ですが、薬には副作用があり、服用が習慣化してしまう恐れがあります。
しかし、医薬品に代わりうるものとして、メディカルハーブは、数世紀に渡って医薬品に代わって古くから人々に長く用いられてきました。その効能が科学的論拠によって裏付けされています。神経の状態や体調を整え、精神面の健康の回復を促します。
たとえば、ホップは、睡眠障害の患者に処方され、不安や軽い抑うつ気分に対して処方薬に代わる治療法として用いられています。
また、古代ギリシャやローマの医師、中国やインドの医師も使っていたバレリアンは、穏やかな睡眠薬として用いられ、セントジョンワートは、中等度のうつ症状に対して用いられ、現在処方されている抗うつ剤と同程度の効果を持っています。
旧約聖書では、モーゼが聖別(ある儀式によって聖なるものとされる)のために使う聖油にシナモンを加えていました。
新約聖書では、イエス・キリストが病人の癒しに使う聖油は、オリーブ油を使用していました。
実は、太古の昔から今日に至るまで、ハーブ療法は、民間療法の主役であり、発展途上国では今でも多くの人々が治療に薬草を使っています。今、従来の医療を代替するものとして、メディカルハーブに対する関心が高まっています。
人間のあらゆる病気や心身の不調を回復させる本当の薬は、創造主が地球上に与えて下さった自然の中に存在します。
これからの人類の生き方や意識を高次元に覚醒し、魂の向上を示唆する本、そして、日本人の偉大なる秘密とすばらしさについて書かれている本「フォトンベルト・地球第七周期の終わり」をたま出版から出しています。是非、御一読下さい。
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