今年もよろしくお願いします。
新年を迎え、皆様多くの希望や夢、そして、願いがあると思います。喜びや幸せな人、悲しみや苦しみの中にある人、人それぞれ取り巻く環境は違います。
しかしながら、どのような環境の中にあっても、新年を迎え、ネガティブな気持ちよりもポジティブな気持ちを持ちたいと思うのが人としての感情ではないでしょうか。
では、どのようにしたら自分の願いや希望、夢を成就することができるのでしょうか?
年頭に当たって、その秘訣を僭越ながら述べたいと思います。
私は、去年末に、「初詣の願いを祈り」という本を著者の柳瀬広秀先生から直接戴きました。
では、早速その本から引用させていただきます。「」の箇所は、本からの引用文です。その間に私の考えや意見を入れさせていただきました。
「初詣で行う”願いごと”を”祈り”に変えることができれば、日本は変わるのではないでしょうか。初詣で行う”願いごと”が、地球のための、宇宙のための”祈り”にそのクオリティーが変わったとき、何千万人の日本人の”祈り”がすごいエネルギーを持つことを想像することができないでしょうか?」
たぶん、多くの人が驚かれたと思います。願いごとを祈りということになぜ変えるのか?と。次の引用文でその謎解きができます。
「”祈り”とは(意+乗り)。自分のためだけの願いに対して、多くの人が、賛成できる(乗れる)、願い(意)、思い、考え、神様も(乗れる)願いを、”祈り”だと考えます。」
本来、日本人が初詣で行う願いごととは、神様への祈りだったのです。つまり、神様が乗れる、賛同していただけるような願い、思い、考えです。それなのに、私もずっと子供の時から、自分のエゴの入った願いごとばかりを初詣でしてきました。本を読んで、私の神様への願いごとの内容が間違っていたことに気づかされました。
「”願い”は、自分だけのための願いになったときに、それは”祈り”ではなくなり、争いを生み出すものになり、カルマの原因になります。”願い”は自分のための”願い”に向かい、すべての考えや、思いの中心が、自分のため、利益のため、お金のためにならないでしょうか?そして、社会の仕組みが、そうなりがちになっているのではないでしょうか?」
今まで初詣で願掛けをしても、願いが成就しなかったのは、自分のためにだけの願いだったからです。エゴや欲得の入った願いでした。人間の魂は輪廻転生します。人生は、今世だけではありません。必ず来世に生まれ変わります。来世において、幸福になりたかったら、自分のことばかり考えずに、人のため、地球のため、神様のために友愛と奉仕の精神を持つことが大切です。自分のことばかり願っていたら、それは、カルマとなって、来世で不幸な生き方しかできなくなります。
「初詣は、新しい年を迎える儀式として、日常の時間を離れ、神社や仏閣に詣でて宇宙の本質と心の本質に触れるための日本人の所作です。その時、地球が見えたら、地球上のすべての人の姿が見えたら、環境破壊が見えたら、宇宙が観えたら、自然の有機的秩序を観じたなら、自分のためだけのご利益という概念は消失していきます。エゴの願いは自動的に、人のため、社会のため、自然のため、地球のため、宇宙のための願いに変わり始めます。」
結論として、願いを成就するためには、自分のための祈り、エゴの願いではなく、人のため、地球のため、宇宙のための願いに変えることです。それが、願いごとを成就するための秘訣です。
たとえば、人の病を治す手伝いをし、人を助け、救いたいからナースや医師になりたいという願い、また、貧困に喘ぐ世界の子供たちを助けたいから一生懸命働く、そして、環境破壊から地球を救うための研究や奉仕をしたいという願いなど、すべて自我を超えた、宇宙に響く願いです。
願いごとの目的、目標をもう一度検討してみませんか?
きっと、人生も日本も世界も変わります。
これからの人類の生き方や意識を高次元に覚醒し、魂の向上を示唆する本、そして、日本人の偉大なる秘密とすばらしさについて書かれている本「フォトンベルト・地球第七周期の終わり」をたま出版から出しています。是非、御一読下さい。
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